タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜漫画無料試し読み
少女を巻き込む負の連鎖とは…！？
タブーを犯した女たち〜鬼畜〜
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| タイトル名 | タブーを犯した女たち〜鬼畜〜 |
|---|---|
| 作者 | 伊東爾子 |
| 配信サイト | Handyコミック |
| 配信巻 | １巻完結！ |
タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜あらすじネタバレ情報
崩壊してしまった幼い少女の人生…
タブーを犯した女たち〜鬼畜〜
作者：伊東爾子
タブーを犯した女たち〜鬼畜〜(伊東爾子)は「本当になった女の波乱万丈人生」にて連載されたリアルな投稿による漫画作品です。
男で一つで四人の子どもを抱えるシングルファーザーの男。
頑張っていると周囲からは思われている男でしたが、実は彼は長女に対し卑劣な行為を働いていたのです。
児童虐待の末路とは…！？
衝撃のラストまで感情を揺さぶられる問題作がここに登場します！！
(漫画あらすじ)
母親のスナックを手伝う玲子の店にある日、一人の男が訪れる。
彼は近くの建設現場で働く西尾という男で、妻と別れて４人の子供と父親を面倒みているのだという。
やむなく次女は施設に預けたものの、小学生の長女と協力して家事をこなしているという西尾。
だが、その生活は荒れ果てたものだった…
西尾の娘・エリカは毎朝、幼い弟たちの世話に追われている。
まだまだ手がかかる彼らの面倒を見ていると、あっという間に学校の時間だ。
体が弱い祖父の世話もあり、気が付けば今日も学校は始まっている時間。
途中から登校しても、クラスメイトは貧乏な彼女の家をヤジって心無い言葉をかけてくる。
そんな学校を好きになれるはずもなく、父親が行かなくてもいいという指示もあり彼女は不登校になっていった。
時には玲子の店にエリカを連れてくる西尾。
彼女の大人びた態度は周囲を驚かせるものの、勉強をみてやるとその学力の低さは目を疑うものがあった。
学校で得るはずの知識がほとんど身につかず、父親の世話を焼くなど余計な知識ばかりを蓄えていくエリカ。
時には担任の先生が家庭訪問に訪れるも、父親はそれをよく思わず、彼女が学校に行けることはほとんど無いままだった。
そのまま卒業を迎え、卒業式にも行けなかったエリカ。
どん底に堕ちたまま成長した彼女は、ついに酔っ払った父親に犯されてしまう！
タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜登場人物紹介
玲子
母親のスナックで働く２７歳の独身女性。
何かとエリカを心配していたものの、結婚したのを機に店を辞め、彼女達とも疎遠になってしまう。
エリカ
体格がよく、あまり可愛らしいとは言えない少女。
学校では貧乏が故にいじめられ、家の仕事が忙しいこともあって不登校気味。
体の発育と共に父親に目をつけられ、迫られるようになって妊娠に至る。
西尾
エリカの父親で外では明るく、人のいい性格。
家では自分勝手に振る舞い、エリカを母親のように扱って家の仕事を押し付ける。
女に成長したエリカを妊娠させ、彼女が仕事をするようになってからは金も当てにするようになっていく。
タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜幼い頃から全てを奪われてしまった少女
幼い弟たちと父や祖父のために小学生の頃から頑張ってきたエリカ。
一生懸命に気を利かせて生きてきたのに、中学生になって女のカラダになったら犯されるとか可哀想すぎでしょう！
学校にもろくにいかず、友達もいないままの彼女が頼れるのは父親くらい。
なのにその父親が彼女の体と金を目当てにしてしまうとか、本当に救いがないですね。
彼女のような子供はどうやって助けてあげたらいいんだろう…
考えても中々、答えは見えてきません。
でも身近にいたら少しでも力になってあげたいなと思う次第。
児童虐待について色々と考えさせられちゃいました。
短いながらも心に刺さるような衝撃のある「タブーを犯した女たち〜鬼畜〜」
ぜひ、一度は読んで見て損はない作品でしょう。
寄せられた体験談を元にしているだけにリアルなストーリーがやばいです。
少女を巻き込む負の連鎖とは…！？
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タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜衝撃の近親相姦！一番悪いのは誰…？
最近、ネットを見ているとよく出てくる広告の一つ「タブーを犯した女たち〜鬼畜〜」
中学生なのに子供を妊娠してしまったという衝撃的な煽りにそそられ、購入してみました。
話としては1巻完結なのでそう長くはないんですが、中身はずんと心に重くのしかかるような深い内容でした。
その上、登場人物それぞれを見ていて思うところがありまして…。
今回から何回かに分け、私なりの感想をしたためていこうかと思います。
賛否両論あるかもしれませんが、どうぞお手柔らかに！
まずはストーリーのあらすじ紹介からいきましょう。
主人公はスナックに務める女性・玲子
彼女の店に一人の男が常連としてやってくるようになってから物語は動き出します。
常連の男、西尾は3人の子供を育てるバツイチ。
豪快な性格で人当たりはいい人間でした。
そんな彼がちょこちょこ連れてくるようになったのが長女のエリカなのです。
三人兄弟の一番上でお父さんに対してもよく気が利く女の子。
見た目は正直、そんなに可愛い方ではないのですが一生懸命に母親代わりをしている様子でした。
最初のうちは玲子もしっかり者のいい子だと思っていたのですが…。
次第に荒れていく西尾とそんな父親に虐げられている様子のエリカ。
学校にもまともに行っていないらしく、玲子も彼女のことが気がかりになっていきます。
でも所詮は他人、口出しすると言ってもたかがしれているわけで…。
その内に玲子は店を辞め、西尾たちと疎遠になっていくのでした。
それから数年後、偶然に町でエリカを見かけると彼女はおそらく中学生くらいのはずなのに妊娠している様子で…。
エリカの子供の父親は一体だれなのか？
それはなんと実の父親だったのです。
なぜ、彼女は父親と関係を持つことになってしまったのか？
その関係から逃れることができなかったのか？
それぞれのキャラクターにスポットを当てつつ、物語をより深く検証していきたいと思います。
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タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜娘に全てを求める身勝手すぎる父親
父親との近親相姦を描いた本作ですが、やっぱろ悪いのは父親の西尾だろう！
ってことで最初はこの男からいきましょう〜。
最初の登場時は豪快で人の良さを演出していた西尾。
奥さんと別れた時も自ら3人の子供を引き取り、さらには病気の父親の面倒もみるという懐の深さを見せていました。
玲子に対しても冗談交じりで嫁に来ないかと誘ってみたりと冗談も得意な様子。
仕事は建設現場での肉体労働ということでガタイはかなりいい男です。
娘のエリカをスナックに連れてきた時も無理やりというよりは娘にも外でご飯を食べさせてやりたいといった感じのいい父親の雰囲気を放っていのですがね。
これが家に帰ると態度が一変！
いなくなった母親の代わりの仕事を全部エリカに押し付けている、ただの亭主関白男だったのです！
女とは言え、エリカはまだ小学生。
そんな娘に弟の世話から祖父の世話、そして家事までやらせるってどう考えてもおかしいでしょう！
元からそのつもりで離婚したのか、それとも最初は自分が頑張るつもりがエリカが思ったよりもしっかり者だったから任せてしまったのか。
その辺はわかりませんが、小学生の子供に押し付ける時点でアウト！
だって家の仕事に追われるばかりで彼女が学校にもロクに行けなかったんですよ。
高校とかならまだやり直しもきくでしょう。
でも小学校から行けないってそれはない！！
個人的な見解ですけどね、小学校って生活していく上での基礎を教えてくれるところじゃないですか。
そこに行きたいけど行けないって相当なことだと思うんです。
さらには卒業式も行かなくていいと言い放つ父親。
もはや親じゃない…。
そして挙句の果てに！？
なんか西尾の話で随分ヒートアップしてしまいました…。
人の道を外れた西尾の行為について検証していきます！
少女を巻き込む負の連鎖とは…！？
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タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜娘を女として見てしまうって…獣かよ！！
さてさて、小学生のエリカに家の仕事を押し付け、自分は外で好き勝手している西尾。
担任が直談判するも聞く耳持たず、どれだけ横暴なんだよと思っていたんですけどね。
エリカが中学生になって更に最低すぎる事件勃発！！
これこそ、この作品の最大の問題点である部分です。
はい、父親のくせに娘に襲いかかってしまいました。
最低すぎる〜
親としてというかさ、人間として最低。
娘の信頼を根底から裏切る行為ですよ。
初めての相手が父親ってさ、倫理観崩壊！
しかもですよ、家族の寝ている横の部屋で無理やりですぜ！！
エリカの気持ちとか考えたらよく自殺しなかったなと思いますね。
本当さ、父親にそんなことされて学校にも行けずにいるこの子は奴隷か何かですか？
女なら誰でもいいのかもしれませんが、娘に対してそういうことをする心理が理解できませんわ。
その上ね、エリカは妊娠してしまうんですよ。
普通ならマズイと思っておろさせますよね。
産ませるんです、これ。
吐き気がする…。
施設に預けに行った時も父親は誰か分からないし中学生だからと嘘ついてヘラヘラする様から罪悪感は微塵も感じられません。
さらにエリカが働けるようになってからは彼女の給料をアテにして働くなるとか、体に金に全てを娘に頼る父親。
こんな奴が実在するのって思いますが、こういった現実もあるんでしょうね…。
せめてフィクションの中だけでおいて欲しいのですが、それにしても腹が立つ！
男として、父親として、人間として腐りきっている男が西尾ですね。
こんな男を父親に持ってしまったエリカや弟たちが不運なのか、それとも…？
被害者でもあるエリカにスポットを当てて検証していきたいと思います。
父親からの執拗な虐待の果てに
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タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜エリカは負の連鎖から逃れる術は無かったのか？
幼くして両親が離婚し、長女であることから父親に何かとアテにされてしまったエリカ。
小学生ながらもしっかり者、というかそのくらいの女の子ってちょっとませているところありますよね。
だから父親の面倒をみたがるところとか、大人びた態度を取るのは当然といえば当然なのかな。
でもそれが仇となり、父親からすべてを押し付けられてしまうことになってしまうのです…。
さらには体が女として成長していくに連れ、性的対象として見られてしまう被害者なエリカ。
そんな彼女ですが、本当にこの地獄から逃れる術はなかったのか？というところが少し気になりましてね。
もちろん、彼女に落ち度があったとは言いません。
でも小学校にも中学校にも一応は通っていたわけですから、外の人間と触れ合う機会はあったわけですよ。
ならば助けを求めることは出来なかったのかなと思ってしまうんです。
さすがに父親に襲われましたというのは言い出しにくいでしょう。
でも学校にいけないことが嫌だとか、困っているということをもっと訴えることはできたんじゃないのかなと思うんです。
子供が生まれた時の彼女は中学生。
さすがにこれはおかしいことだと気がついていたでしょう。
ならば誰かに助けを求めるチャンスはあったんじゃないのかなと。
もちろん、死ぬほど恥ずかしいでしょうし裏切るようで気が引けるところはあるでしょう。
でも、自分と自分の産んだ子供の為を思えばそうした方がいいという考えには至らないものですかね。
学校にロクに行かなかったから知識が乏しくって考えつかなかった？
とはいえ、生きていけばそれなりの知識は得られるし思考する力はついてくるでしょう。
辛い現実が彼女から考える力すら奪ってしまったのか、その辺は推し量りかねます。
さて、エリカはいつまでも父親虐げられるだけなのか？
出産後の彼女についてもう少し見ていきたいと思います。
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タブーを犯した女たち〜鬼畜〜｜大人になっても報われないエリカ
エリカは中学校を卒業後、職場で知り合った男と結婚し父親の元を離れて子供を産んでいます。
でもすぐに離婚し、また再婚したのにも関わらずその相手もあまり働かないという不運の連続。
生活保護を受けたいけど受けれず、幼い子供を抱えて困り果てているってところで物語は終わっているのですが…。
これだとエリカはもちろん、彼女の子供もまた不幸になるのが目に見えている気がしました。
主人公は最後にエリカは親になったのだから、あなたがしっかりしなければいけないよと諭しています。
これは酷な言葉な気もしますが、確かにその通りなんですよね。
エリカはとにかく不幸な人生を歩んできましたが、まだまだ年齢的には若いんですよ。
学ぼうと思えば学ぶこともできるし、仕事に就こうと思えばまだ何でも出来る年齢でしょう。
それが人生もう終了みたいな顔をして生きているってどうなんだろうと思うんですよね。
でも、大人になった彼女の表情は怒りも何もない無の表情。
やはり、考える力すら彼女には残っていないのかも。
辛い現実を生きる中で人は考えることをやめてしまうことがあります。
ただ、身を任せていくのが一番心が楽だから。
これって人間の本能なのかな…。
悲しいけど、エリカは自分を守るだけで精一杯なんでしょうね。
それか、どんなことをされても父親のことは裏切れないと思っているのか。
親子の呪縛って怖い…。
誰か、彼女を助けることができなかったんでしょうか？
担任の先生や主人公の玲子だったり、誰かが児童相談所に通報して保護していたのなら。
子供を施設に預けた時に職員がもっと突っ込んで話を聞いていたのなら。
大人がもう少し踏み込んでいれば彼女の負の連鎖は断ち切れたのではないかと思ってしまうんです。
他人の事情に首を突っ込むことは難しいことですよ。
でも、その一時の勇気が子供を救うことになるのかもしれない。
ならば勇気を出す価値はあると思うんですよね。
もし自分にその時が来たのなら勇気を持って行動したい。
そんな心構えをもって生きていきたいと思わせる、そんな深い作品だったと思います。
少しでも気になった方は是非、チェックしてみてください。
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